現在はコロナウイルス感染拡大の影響で一時的に停滞しているものの、今後も引き続き進むであろうと予測されているグローバル化。将来海外進出を目指す学生の方も多いことでしょう。
本記事ではビジネスの分野で役にたつ国際資格をご紹介します。ご紹介するのは世界でもメジャーであり、国際的な仕事をするならとっておいて損はないものばかりです。将来、海外就職や国際的な仕事で活躍を目指しているかたは、ぜひ参考にしてみてください。
1. 経営学修士(MBA)
まず、取得するしないは別にしても、知っておいて欲しいのがこちら、経営学修士と呼ばれるMBA(Master of Business Administration)。映画や海外ドラマを観ていて耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?MBAとは、各国の経営学の大学院(ビジネススクール)修士課程を修了により取得できる学位(修士号)を指します。
ビジネススクールでは、マーケティング・会計・経営戦略・経済学・人事についてなど、ビジネスに必要な総合的、かつ実践的な内容を学びます。こういった専門的・実務的な内容を学ぶことが目的のため、入学時点で英語力はもちろん、ビジネスの基礎や専門性を身に着けている必要があります。
2. 国際上級米国上級秘書資格(CAP)
次にご紹介するのは、CAP(Certified Administrative Professional)です。こちらは、アメリカにある世界最大の秘書協会IAAPが認定している国際資格です。経営理論・人事管理・ビジネスコミュニケーション・会計・IT・情報セキュリティ・ファイリング管理など、多岐にわたる知識とビジネス適正が審査され、求められる英語力もハイレベルです。CAPは「プレMBA」とも呼ばれ、国際ビジネスにおいては大変有効な資格です。
3. 国際貿易資格(CITLS)
輸出・輸入に関わる仕事を目指しているなら、こちらがおすすめ。世界最大の国際貿易関連の証明規格プログラム団体IIEIが認定しているCITLS(米国公認国際輸出入スペシャリスト=Certified International Trade Logistics Specialist)は、世界90か国以上で認められている国際基準のビジネス資格です。 大学やスクールで3か月間のプログラムを受講し、修了後の試験に合格すると取得できます。