就職活動や転職活動の際に、資格取得を考える人も多いと思います。就活生やキャリアアップを狙うビジネスパーソンが注目すべき、役に立つ資格を3つご紹介します。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
MOSでモスと読みます。どんな業務にも欠かせない「マイクロソフト オフィス(Microsoft office)」製品(エクセル、ワード、パワーポイント)のスキルが一定以上の基準であることを表す資格です。マイクロソフト社自体が認定しているため、信用度は抜群。簿記やTOIECや秘書技能検定と並ぶ事務職への就職に有利となる資格のひとつです。
簿記
経理職を目指しているなら、簿記の取得がおすすめです。簿記とは、簡単にいうと「お金や資産に関する営業取引を帳簿に記録すること」を指します。何らかの事業を行うならば帳簿記録は必ず必要なことです。特に企業規模となると取引内容や動くお金の金額が大きくなるため、わかりやすく、税務等にも参照しやすい記録をつけるには専門知識やスキルが必要です。特に経理を目指している方は、簿記の知識・スキルは役立ちますし、資格を取っておけば就活や転職も有利になることでしょう。
TOEIC ®Listening & Reading Test
ますますグローバル化が進む中、ビジネスの現場で求められる英語力も年々高くなっていっています。TOEIC ®L&Rとは英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界約60ヶ国で実施されている世界共通のテストです。L&Rとは、ListeningとReadingの略で、聞く力、読む力を測定します。日本では年間80万人以上が受験しているともいわれ、TOEIC ®L&Rのスコアを採用基準や企業研修などに取り入れている企業も本当に多く存在します。
実用英語検定(英検)との大きな違いは、英検の結果は合否であることに対し、
TOEIC ®L&Rはスコア判定であることです。満点は990点です。また、英検は日本独自の検定ですが、TOEIC ®L&Rは世界共通試験なので、スコアは世界中でアピールできる財産となります。外資系企業や、海外部門社員採用の際に期待されるTOEIC ®L&Rのスコアは650~800点といわれています。
テスト内容
リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間
200問のマークシート方式